あほう♂

近所に天才お絵描きさんが住んでいる。
ときどきふらりと信天翁に息抜きにいらっしゃる。
初めて訪れたときにも壁に貼ってある信天翁記憶スケッチを見てみずからペンをとったものだった。
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様々な人々に描いてもらった信天翁





そんな彼女がいま夢中なのが『地獄の辞典』。
学生にはちょっと手が出せない値段の書物ゆえ、
棚から取り出しては慈しむように見入っている。
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そんなの見てたら夜トイレに行きたくなくなるんじゃない?
と尋ねてもどこ吹く風だ。
平気だよ、
と涼しい顔して
地獄ってどういうところ?
と逆に訊いてくる。
その様子はまるでディズニーランドを夢想する小学生のようだと思う。
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先日、彼女が大作を持って現れた。
店に飾ってもいいというのでさっそく貼らせていただいた。
ちょうど均一の籠があったので追加で300円と書いてもらって。

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大きいね。ちゃんとあほうどりを描いてくれたんだね。
嬉しいなぁ!

とこちらは心底うれしくてそう言うのだ。

すると彼女、










あひるだよ。










・地獄の辞典 コラン・ド・プランシー 床鍋剛彦 訳 吉田八岑 協力
                 講談社 1990年 第1刷 帯  売切

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by books_albatross | 2010-09-28 23:04 | あほう♂