仙台で撮ってきた写真

仙台にカメラを持って行きました。10年ほど前不忍の池のほとりの骨董市で衝動買いした古いカメラ。撮り方、使い方まったくわからなかったけれど、露店の女性店主さんが、さっぱりとした口調で「撮れますよ。」とカメラをしげしげと見ていた私に声かけてガラスケースから出して見せてくれたので、ぱっと買った。7000円くらいだったと思う。買ってすぐ当時よく通っていたとんかつ屋の常連仲間カメラマンのコバちゃんに撮り方を教わって身近な人にレンズを向ける日々が続いた。カメラのしくみや撮影技術は一向に覚えられず、覚えようともせず、「この距離なら大体ここか」とまったく大ざっぱにシャッターを押し続け、できあがった真四角の写真をみるのがただ楽しかった。ブローニーのフィルム現像はいつもやなか銀座商店街のボンフォトスタジオに出した。出来上がりを取りに行くと社長のノリさんが「いいじゃない。」とかなんとか。笑顔で講評くれたりした。それも楽しかった。でも、一時の流行りが過ぎた。そんなふうに私はふっつりやめてしまっていた。なんでかな、あれでわめぞの人々を撮ったらどんなふうに写るんだろう、ふと思いたって、ずっと押入の奥にしまいこんでいたカメラを出してきた。革のケースはヒモが切れてカビだらけ。当時最小限覚えたはずの取扱方操作法も全部、きれいさっぱり忘れてしまっていたので、今度は信天翁ご近所のカメラマン、和田さんを捕まえて唐突に矢継ぎ早に操作法を聞いた。それから和田さんと一緒にいたウロウロ山田さんが千駄木のDTPイエロージャケットのことを教えてくれた。10年たった自分も「大体ここかな」とか「ま、運だめしと思って」「写ってたらラッキー」そんな調子で撮っていた。それでも思っていたよりたくさん、そして自分の目がみた通りの人々がそこにいて、私はとてもうれしかった。



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いつのまにか写っていたナゾの渡世人
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by books_albatross | 2011-07-04 20:33 | あほう♀