カテゴリ:あほう♀( 88 )

汽笛を聞いた。

3月7日 晴のち曇のち雪のち晴

昼間のこと。
♂「な〜んで汽笛が聞こえんだ ? 」
♀「.... ?」
ちょっとして外に出たら、たしかに汽笛が鳴っていた。


D51みちのくSLギャラクシー号試運転が日暮里を通過したのだそうです。
Youtubeでみつけた動画。 日暮里駅の陸橋「下御隠殿橋」からと思われます。




「明日も通るらしいよ。」 という話題で近所はもちきりの1日でした。









(土曜日、わっしも撮って来た。♂)
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by books_albatross | 2014-03-08 02:17 | あほう♀

3月

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いち、に、せぁ〜ん  3月。
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・球体 3号 建築のはなし 荒木信雄のしごと 2008年 ヨシモトブックス



2月は聞こえるというよりずっと耳鳴っていたようです。
あ、もうダメか、という、自分の声が。
雪の日は雪が降り積る音のない音と「もうダメか。」が、かぶさって。
おかしな話ですが、窓から見渡した白い景色が、まるで忘れがたい映画のワンシーンのように思えます。

それはそれとして、
2月は、オリンピックをだいぶみました。
さかのぼっても、わたしはたぶん夏のオリンピックより冬の方をよくみている。
というよりフィギュアスケートが好きなのです。
氷上のバレエ。
くるくる回るものに弱いのでしょうか。

それから2月は誕生日。
思いもかけないうれしいことがありました。
ある人のおかげで、そういえば、2010年2月羽鳥書店まつりの頃、
わたし誕生日だったわと、懐かしく思い出しました。

翌日、早起きして、記録映画「トーベ・ヤンソンの世界旅行」をみに行きました。
生きていることは愉快なのだ、と映画のなかのトーベ・ヤンソンさんをみて思いました。
これは、我ながら自分で自分に正しい誕生日プレゼントをしたものです。

そんなんで、あの手この手、あの方の手この方の手があって、
わたしはわたしをキープして、2月は過ぎていきました。




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by books_albatross | 2014-03-04 19:06 | あほう♀

マイファーストボルト

だいぶ前に水族館劇場のOさんらに新しく誂えてもらった無地の木製看板。せっかく立派なものを作っていただいたのに、その後の周辺道路の事情等、ままならぬ由あって、新しく絵や文字を入れることなく、プレーンなままで催事等で使っていた。「看板として作っていただいたのだから、いつか必ず看板に。」という気持ちと、「でもしまっておくんじゃなくて生かさねば。」という気持ちとを、やっとなんとか形にできたかもしれない。



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片面3段計6段分を安いベニヤで。茶の保護塗料塗る。
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下段は大判用として間隔を広く。
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看板足から7センチ突き抜けて、サイズM6のボルト&ナットで固定。こんなにドリルで突き抜けたのははじめて。絶対失敗できないと思ったら異様な緊張と興奮につつまれた計12ドリル。ボルトとナットのことは、急に気になって、いまはもうものすごく好きだ。







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外の縁台エリアには、基本均一品だけでしたが、「階段のぼった2階店内には、あんな本やこんな本もあるでね。2階覗いてみませんか〜。」そんなコーナーとして日常使いをはじめました。






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縁台もペンキで塗ってみました。
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by books_albatross | 2014-01-25 16:45 | あほう♀

ある夜のこと

日曜日、ラジオからスプリングスティーンの歌が3曲流れた。
真夜中に♂は、ブルース・スプリングスティーンになっていた。


















This boardwalk life for me is through
You know you ought to quit this scene too

Sandy the aurora's rising behind us, the pier lights our carnival life forever
Oh love me tonight and I promise I'll love you forever
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by books_albatross | 2014-01-20 03:02 | あほう♀

year of the horse

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「新春 馬の美術展 図録」(1978年 読売新聞社発行 ¥800)より「葛飾北斎 詩歌写真鏡」


来ちゃったんだなぁ、午年が。
しみじみ。

本年もよろしくお願いいたします。








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by books_albatross | 2014-01-05 21:11 | あほう♀

メモ

今年読んでよかった小説をメモ書きしておきたくなった。
昨年は、ストーリーのあるものを読み通すコンディションになかったことを思うと、ちょっとうれしくて、これは自分のために。



「オリーヴ・キタリッジの生活」エリザベス・ストラウト 小川高義訳
舞台は大した事件など起こらない海辺の静かな田舎町、といって人の心になにも起こらないわけではなく。自分が投げた石の波紋、他人が投げた石の波紋。信頼してる人が何人も薦めていた1冊。ちょうど「過去と他人は変えられない。」というようなことを、頭と心にくりかえし唱えていたような時期に読んだ。

「夢果つる街」トレヴェニアン 北村太郎訳
「移民たちが破れた夢を抱えて生きる吹き溜まりの街ザ・メイン」モントリオールって、そんな裏町あるんだ... 的外れな動機で珍しく手にとったハードボイルドミステリー小説。若くして愛妻を亡くす、以降頑固者、単独行動、孤立しがち、病で死期も近い、そんな主人公の警部補は、いつのまにか、わたしのなかでハーヴェイ・カイテルの姿に変換されてしまっていた、しかも夢中で読み進めていた。こんな読書もあったのか!

「ふぉん・しいほるとの娘」 吉村昭
その妻(長崎出島の遊女)や娘(私生児)の生涯を描くことで浮き彫りとなる偉人シーボルトの人間像。シーボルト、ひどい。

「抱擁家族」小島信夫
読み出してしばらくざわざわした。この家族のありように。あってあたりまえだった(あたりまえでないとはつゆも思わず)頃、家族とか家というのは、滑稽だ、シュールだ、と感じていたことを思い出した。読むのがつらいのにやめられず、年の瀬に暗い穴に落ちてしまった。小説は、こわいものでもある。



みなさま、よいお年をお迎えください。

新年は1月4日(土)よりの営業となります。


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そこに古いスタンウェイがありました。12月 柳下美恵さんの「聖なる夜の上映会」会場、本郷中央教会にて。
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by books_albatross | 2013-12-31 04:04 | あほう♀

十五夜

とうとうケータイを買い換えることに。
アドレス帳や画像データの移動をしていたら、こんなのが出てきた。
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こぴいきにかみをいれる。








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今宵の満月からニョロが。 






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by books_albatross | 2013-09-19 21:43 | あほう♀

お盆ですね。

 お盆になっても家からの お盆を過ぎても家からの
 ご馳走が無かったとむくれているのだ

山之口貘の詩で高田渡さんが歌っていた歌。
このところずっと、頭の中で「お盆になっても家からの〜...」がリピートされて、
でもその歌詞の前後も歌のタイトルもうまく思い出せないでいた。
思い出そうとすると、いつのまにか「鮪に鰯」になってしまうのだった。
いま調べてわかった。これは「告別式」というのだ。

 お金ばかりを借りて 歩き回っているうちに 
 ボクはある日 死んでしまったのだ

の、あの歌だ。

 
 告別式   詩 山之口貘 歌 高田渡  

 お金ばかりを借りて 歩き回っているうちに
 ボクはある日 死んでしまったのだ
 奴もとうとう死んでしまったのかと
 人々はそう言いながら 煙を立てに来て
 
 こうしてあの世に来てみると そこにはボクのオヤジがいて
 そこにはボクのオヤジがいて むくれた顔して待っているのだ
 何をそんなにむっとしているのだと聞くと 
 お盆になっても家からの お盆を過ぎても家からの
 ご馳走が無かったとむくれているのだ
 
 僕はオヤジの頭をなでてやったのだが
 仏になったものまでも お金のかかることを欲しがるのかと
 地球の上で生きるのと同じみたいで
 あの世もこの世も無いみたいなのだ
 
 お金ばかりを借りて 歩き回っているうちに
 ボクはある日 死んでしまったのだ
 


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山崎の両親のお墓参りへ。教会の共同墓地なのでお線香の匂いはなく。ピクニック気分でパンを食べるの図。
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by books_albatross | 2013-08-15 23:47 | あほう♀

本の買取のことなど

【 ご注文、お問い合わせは albatross@yanesen.net まで 】

このところ、つづけて買取に恵まれました。ありがとうございます。
「どんな本なら買取するのかしら?」「お宅のお店に向いてないと悪いと思って。」
とは、お客さまからよく聞かれることです。
店内の棚を構成している本や、ブログ上で紹介している入荷情報には一定の傾向や得意分野が反映されているので、それらを参考にされた場合、そこにあてはまらない本、例えば信天翁の場合は国内の小説や文庫本、思想、批評、学術書、経済書etc... あるいは気軽な趣味の本、雑誌などは、買取対象外なのかと思われる方も多いのかもしれません。
でも、実際、そんなことはありません。
買取については、分野を絞らずに広くお引き受けしています。
(もちろん、査定額はまちまちで、ほとんど評価できないものもあるのは事実ですが。)
もし、信天翁の店頭ではなかなか売れにくい、必要としているお客さまにめぐり逢うことが難しい、という分野の本であっても、そういったものは最終的には古書組合が運営する市場の交換会(古書組合加盟店の古書市場のことで、ここで同業同士、多種多様な本を売ったり買ったりしています。)で、どこかの古書店さんに必要とされ、再び生かされるものです。
そうやって、信天翁にお持ち込みくださった本は、幾段階かのプロセスを経て、欲する人のところへ巡っていきます。
ですので、「信天翁さん、大変そうだから本を売りに行ったりしたら困っちゃうんじゃないかしら。」なんて遠慮は、どうかくれぐれもなさいませぬように(実際、そのような言葉をかけられたことがあり...)。
本をお売りいただくことは本当にありがたいこと、それがあってこその古本業です。
ああ、なんだか、くどいお願い口調になってしまいました。


古書信天翁HPのトップ「買取について」もぜひご参照ください。
出張買取や、ご近所への台車でのお伺いなども、ご相談承っております。




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by books_albatross | 2013-07-27 21:09 | あほう♀

スリム・ゲイラード

今日 日暮里からだんだんを通る仕事帰りのYさんに遭遇した。
わたしが千円札を握りしめ、閉店間際の商店街へ米2kgを買いにだだだーーっとだんだんを駆け下りたところで、
「ちょっとちょっとちょっとぉーー」と背中から呼び止められ、
「へんな走り方すんのね!」と言われる。
オネエみたいなしゃべり方のYさんだ。

この人がCバーのYさんだったとき、Cバーは♂が2軒目か3軒目に行くところで、
つまり、終わりというものを知らないかのような人々の、なにかるつぼ的な店で、わたしはめったに行かなかった。
でも、そのめったに行かないCバーでわたしは一度だけ悪酔いをして、30過ぎて学生さんでもあるまいに馬鹿なんじゃないか、寝ゲロを吐いたことがある。ひどい。
♂が文句たれながらわたしを連れ帰った。
翌晩、なんだったか、なにか、果物を粗相のお詫びにと抱えて、わたしはCバーの扉を開け、ともかくYさんに謝って頭をさげたのだが、
「なに?そんなことあった?」
とケロッとすましたYさんなのであった。
夏はいつでもアロハのYさん。それも夏のことだった。


このところ読みすすめているケルアックの『オン・ザ・ロード』(青山南訳)のなかにスリム・ゲイラードが出て来たのは昨晩のこと。
Yさんの大好きなスリム・ゲイラード。
ピアノを弾き、ギターをならし、歌だかしゃべりだか、犬のなきまねだったり、なぜだか日本語で「ゴメーーナサーイ」とゆるくうねったりもする、客席がどかどかウケている、そんなライブ音源だった。
それを「これ、いいでしょ。」「大好きなの。」と聞かせてくれながら、自分もスリムと一緒に吠えたり歌ったりうなったりしているYさん。
書かれてあるシーンを追いながらも、あれ(Yさん)とこれ(ディーン)とが交錯して、ちょっと興奮を覚える読書体験となったのだった。


ところへばったり遭遇した今日である。
「米はね、おかゆにするの。そしたらかさが増すでしょ。」
と言ってYさんは商店街の途中、床屋の角を曲って行った。


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by books_albatross | 2013-04-09 04:51 | あほう♀